真央らNHK杯でGPファイナル狙う 

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦のNHK杯は27日から3日間、長野市ビッグハットで行われ、男女の上位6人が出場するファイナル(12月・バルセロナ)の出場者が出そろう。今大会の日本勢では女子の浅田真央(中京大)と宮原知子(大阪・関大高)、男子の羽生結弦(ANA)がファイナル行きを目指す。

 第3戦の中国杯で2季ぶりにGPシリーズ復帰を果たした浅田は、フリーで精彩を欠いたもののショートプログラム(SP)首位の貯金を生かして優勝した。ファイナル進出は4位以内で決定。代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は好調で、2連続3回転ジャンプや3回転ルッツの質を向上させたい。勝てばGP通算16勝(ファイナル含む)で、女子最多17勝のスルツカヤ(ロシア)にあと1勝と迫る。

 スケートカナダで2位の羽生は、表彰台でファイナル進出が決まる。ソチ冬季五輪王者も今季ここまでSP、フリーとミスなしの演技をそろえることができていない。プログラムの習熟度をどこまで上げてきたか。

 既に出場2試合を終えた日本勢は、男子の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が初のファイナル進出を決めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス