31日に開幕する体操のアジア選手権の男子公式練習が30日、広島市内で行われた。日本は大黒柱の内村航平(コナミ)が左肩痛で欠場となったが、宿敵中国も若手中心の2軍編成。水鳥寿思監督(35)は「(難度を示す)Dスコアで3点、(出来映えを示す)Eスコアで3点。6点差はつけたい」と、本番の世界選手権(10月・英国)に向けて、圧勝を厳命した。
内村に代わり、エースの役割を担う加藤凌平(21)=順大=は「世界選手権の前哨戦。必ず勝っておきたい」と気合十分。白井健三(18)=日体大=も「自分の役割を果たしたい」と力を込めた。