フェデラー、棄権を自ら観客に説明
「テニス・ATPツアー・ファイナル」(16日、ロンドン)
シングルス決勝が行われる予定だったが、最多6度の優勝を誇る世界ランク2位のロジャー・フェデラー(33)=スイス=が腰のけがを理由に棄権し、同1位のジョコビッチが3年連続4度目の優勝を決めた。
フェデラーはダブルス決勝終了後に会場に姿を見せ、自らマイクを持って決勝を棄権すると報告した。15日の準決勝後に痛め「シーズンの最後で本当に残念だ。ひと晩治療したが、十分でなかった。痛み止めの薬を飲んでも治まらず、自分の年齢を考えると、プレーするのは危険と判断した」と説明。突然の欠場を謝り「来年は必ず戻ってくる」とファンに理解を求めた。