シューマッハー重体…スキー事故で負傷

 F1で歴代最多7度の年間総合優勝を果たした元王者、ミハエル・シューマッハー氏(44)=ドイツ=が29日にフランスのメリベルでスキー中に転倒して頭部を負傷し、意識不明の重体となった。AP通信などが報じた。担当の医師は30日、「予断を許さない状況」と話し、依然として危険な状態が続いていることを明らかにした。

 CNNテレビによると、事故は29日午前11時(日本時間午後7時)すぎに発生した。数分後に救急隊員に救助されたシューマッハー氏はヘリコプターで近隣の病院に運ばれたと伝えた。

 スキー場の関係者は、14歳の息子・ミックさんと滑っている最中にヘルメットをした状態で岩に頭をぶつけたと説明している。救助隊員が駆け付けたときには意識があったという。

 ドイツのメディアによると、その後グルノーブルの病院に転送された。当初は深刻な症状ではないと報じられたものの、医師によると転送先の病院に到着した際は既に意識がなく、脳の緊急手術を受けた。

 担当の医師は事故から一夜明けた30日、「予断を許さない状況」と話し、依然として危険な状態が続いていることを明らかにした。AP通信などが報じた。

危険な状態

 シューマッハー氏は1991年にジョーダンからF1デビューを果たした。92年ベルギーGPで、デビュー18戦目で初優勝を飾った。アイルトン・セナ(ブラジル)が5月のサンマリノGPで事故死した94年、初の年間総合王者に。“セナの後継者”としての地位を築いた。

 ベネトンとフェラーリで歴代最多7度の年間総合王者に輝き、優勝回数91回は歴代最多。圧倒的な強さを誇り、“皇帝”“サイボーグ”などの異名を取った。F1で6勝を挙げた6歳年下のラルフとの“兄弟ドライバー”としても知られた。

 フェラーリに所属していた06年に引退したものの、10年にメルセデスから復帰。カムバック後の優勝はなく、12年限りで再び引退した。

 一家はスイスに居住。今回は私的なスキー旅行でメリベルを訪れていた。

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