【２００８年７月１５日付デイリースポーツ紙面より】

　これ以上のスキャンダルはもう勘弁！？巨人の伊原春樹ヘッドコーチ（５７）が１４日、フリーアナウンサーの山本モナ（３２）と二岡智宏内野手（３２）の不倫騒動発覚後の初遠征で“ススキノ・パトロール”を宣言した。

　巨人は１５日からの中日２連戦へ向け、旭川スタルヒン球場で全体練習を行った。初戦を戦った後には、バスで札幌へ移動するが、選手たちを日本有数の歓楽街・ススキノが待ち受けている。

　伊原ヘッドは「みんな社会人だから分かっているだろ」と、あくまで“大人扱い”しながらも「鋭くはないけど目は光らせておきますよ」とピシャリ。これ以上のスキャンダルに見舞われないためにも、門限時間の厳守や、今春のキャンプで通達した「外食する際には報告」という方針を徹底させるつもりだ。

　もちろんスキャンダル防止だけでなく、選手の体調管理も重要な要素。原巨人は７月に入り８勝３敗と上昇気流に乗っており、２・５ゲーム差の３位・中日を突き放すチャンス。万全の状態でオレ竜軍団をたたくためにも、ハメの外し過ぎは禁物だ。

　首位・阪神とは１１ゲーム差。北海道での２連勝が、逆転連覇への序章となる。