【安仁屋宗八氏の眼】広島は守備の乱れが勝敗を左右 ミスが出ては勝てない 島内の復活は夏場に向けて疲労が蓄積する救援陣に心強い

 「阪神6-4広島」(5日、甲子園球場)

 目を覆いたくなるようなミスが続いた。広島は同点の五回、野間の拙守で一気に3点を勝ち越された。新井貴浩監督(49)は「語るに値しないプレー。使っている私が全て悪い」と一刀両断。2点差に迫った九回には大盛の左飛を小野寺が落球したが、一塁を大きく回っていた大盛がタッチアウトとなって試合終了となった。引き分けを挟んだ連勝は2でストップ。開幕カード以来となる3連勝が遠い。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「ミスが出ては勝てない」とした上で「夏場に向けて疲労が蓄積する救援陣に島内の復活は心強い」と指摘した。

  ◇  ◇

 床田は雨中のスライド登板という難しい条件でのマウンドだった。全体的に球が高く、ストライクとボールがはっきりしていた。それでも敗因を床田一人に求めるのは酷だろう。

 二回無死一、三塁では前川の打球をさばいた一塁手の佐藤啓がボールを握りきれず本塁送球できなかった。五回には1死一、二塁から佐藤輝の右前打を右翼手の野間が後逸し、大量失点につながった。守備の乱れが勝敗を左右した。雨や芝の状態も影響しただろうが、ミスが出ては勝てない。

 一方で明るい材料もあった。不調のためファームで調整していた島内が復帰登板した。直球も150キロを超え、五回に本塁打を放った前川から空振りの三振を奪ったチェンジアップも切れがあった。まだ最盛期の状態には及ばないものの、状態を上げていけば大きな戦力となる。

 救援陣はこの日投げた辻や高、ハーン、森浦と左腕が充実している。遠藤、中崎に島内が加われば右投手も充実し、ブルペン全体の厚みが増す。夏場に向けて疲労が蓄積する救援陣に島内の復活は心強い。

野球スコア速報

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス