広島・ターノック「悔しい」 1カ月ぶり1軍登板で4回2/3を3失点 自己最速159キロ記録、次こそ来日初星を

 「西武4-1広島」(11日、ベルーナドーム)

 悔しさが残る復帰登板だった。右背中付近の負傷が癒えた広島のフレディ・ターノック投手は4回2/3を7安打3失点で3敗目を喫した。「自分の投球でチームを勝たせることができなかった。それが一番、悔しい」。5月2日の中日戦以来となる復帰登板は、四死球から許した逆転劇となった。

 1-0の四回。先頭の滝沢へ四球を与えると、続く長谷川へは死球。指先の狂いでピンチを広げた。「(走者を)出してしまったのが痛かった」。1死二、三塁となり、小島に左前2点適時打。好調の西武打線にのみ込まれ、一気に試合をひっくり返された。

 五回にも1点を失い、この回途中でマウンドを降りた。長い回を投げ抜くことが、先発としての責務と強く認識する。球数は85球。チームを勝利に導けなかったことに加え、五回を投げ切れず救援陣に負担を強いた投球に、唇をかみしめた。

 課題があった一方で、手応えもつかんだ。初回、長谷川を空振り三振に斬った直球は、自己最速の159キロを計測。「球速が出たのはポジティブな部分」と前を向いた。

 三回まで許した安打は1本のみ。負傷前と同様に直球は常時150キロを超えた。パワーピッチャーとしての存在感を示した登板でもあった。

 「最初の3イニングをリズムよく抑えられた。ああいった投球を続けていくことができれば」。次回登板で、チームの白星と自身の来日初勝利を手にしてみせる。

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