悪夢の逆転サヨナラ負けに広島・新井監督「自分が受け止めるしかない」 借金7の5位で前半戦終了「しっかり練習して後半につなげたい」
「ヤクルト7-6広島」(21日、神宮球場)
広島が悪夢の逆転サヨナラ負けを喫し、最下位のヤクルトに同一カード3連敗。借金は7に膨らみ、5位で前半戦を折り返すことになった。
2点リードの九回はハーンが登板。だが2死一、三塁で赤羽が左翼ポール付近ではね返る打球が一度は三塁打と判定された。審判がリプレー検証した結果、ポールに当たったと判定され逆転サヨナラ3ランという結末になった。
打線は初回にファビアンが先制の適時打。33打席ぶりの安打を放ち、三回は中前適時打と復調の兆しを見せた。1点差に迫られた直後の五回は2死一、二塁で林が左越え3ラン。プロ入り初の2戦連発と奮闘した。
今季2度目の中5日で先発した床田は6回5安打3失点。6月21日以来、1カ月ぶりの8勝目はならなかった。試合後の新井貴浩監督(48)の談話は以下の通り。
-最終回、一発は避けないといけない状況だった。
「まあね。まあでも、しょうがないよね」
-攻撃陣は、いい形で得点を重ねた。
「そうやね。昨日に続いて今日も、若い選手がいいものを見せてくれたと思います。結果に関しては、これはもう、ああいう形で打たれたというのもしょうがない。これは自分が受け止めるしかない」
-苦しんでいたファビアンが2安打2打点。
「後半につながる前半戦最終戦だったと思います」
-林も2試合連発。
「しっかり結果を出して、いいもの見せてくれたと思います」
-床田の投球は。
「まぁでもしっかりね、中5日だったけど、よく投げてくれたと思います」
-改めて後半戦に向けて。
「まずしっかり休んで、しっかり練習して後半につなげたいと思います」




