広島は今季2度目の引き分け 延長11回無死一、二塁の好機生かせず ファビアンは5月初ノーヒット、連続試合安打は17でストップ

 「広島2-2ヤクルト」(22日、マツダスタジアム)

 広島は今季2度目の引き分けに終わった。

 先発・大瀬良は5回5安打2失点、100球で3敗目。初回に先制を許すと、1-1の三回に1死満塁のピンチから併殺崩れの間に勝ち越し点を献上した。この日は計4四死球で制球の安定感を欠き、球数がかさんだ。

 打線は1点を追う二回に4番・末包が右中間への三塁打を放ち、坂倉の二ゴロの間に生還して一時同点に追いつくも、以降は相手先発・小川にかわされた。三回は1死満塁の好機で坂倉とモンテロが凡退して無得点。五回1死二塁ではファビアンが左翼へホームラン性の飛球を架けるも、大逆風の影響で失速して、左飛に倒れ、頭を抱えた。

 それでも八回に2死から坂倉が右前打で出塁すると、羽月が代走に。続くモンテロが右中間を破る二塁打で、羽月が一気に生還し、同点に追いついた。

 延長11回には無死一、二塁の好機を作ったが、佐々木が送りバント失敗。その後も続かずに無得点に終わった。

 ファビアンはこの日は6打数無安打で連続試合安打は17でストップした。

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