広島が痛恨の連敗 首位キープも不安要素 アドゥワが初回5失点の大乱調

 「DeNA6-1広島」(4日、横浜スタジアム)

 首位・広島が痛恨の連敗を喫した。先発・アドゥワ誠投手が序盤で6点を失い、4敗目を喫した。打線も拙攻が続いた。

 アドゥワは初回に5失点。2番・蝦名に先制適時打を浴びると、次打者・佐野にも適時打を献上。宮崎には左翼への3ランを被弾した。二回も梶原に右翼席への一発を食らい、相手に主導権を握られた。その後は無失点で投げ進めるも6回9安打6失点で降板。6敗目を喫した。

 右腕はDeNAに対して、今季6度目の登板だった。試合前の時点で対戦成績は2勝2敗、防御率3・96だった。この日は8月22日・巨人戦以来、中12日でのマウンドで休養十分だったが、出はなをくじかれる形となってしまった。

 打線はもったいない攻撃が続いた。初回は先頭・秋山が中前打で出塁するも、次打者・野間が遊ゴロ併殺。その後、小園、末包の連打で一、三塁の好機を迎えるも、坂倉が見逃し三振に倒れた。二回は相手の挟殺プレーのミスから1点を返すも、後続が断たれた。相手先発・ジャクソンは序盤に制球力を欠いていたが、徐々に立ち直りを許す結果となった。

 広島の連敗は後半戦3度目となった。

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