広島が楽天に逆転負け 開幕投手の九里が4回1安打無失点 堂林が元同僚ターリー打ちの先制打
「オープン戦、楽天3-1広島」(2日、倉敷マスカットスタジアム)
広島が楽天に逆転負けし、2連勝とはならなかった。
先発は今季、自身初の開幕投手を務める九里亜蓮投手(32)。4回1安打無失点、5奪三振の好投を見せた。初回からテンポよくアウトを積み重ね、三回まで無安打投球。四回1死から浅村にこの日唯一となる安打を浴びるも、連打は許さず。大役を任された右腕が順調な調整ぶりを示した。
五回にはドラフト3位・滝田一希投手(22)=星槎道都大=が登板。先頭に安打を浴びるも、力強い直球を軸に無失点で切り抜けた。
しかし、八回にこの回が3イニング目となった3番手の益田武尚投手(25)が5連打を浴び、逆転を許した。
打線は七回、昨季まで広島に所属していたターリーがマウンドに上がると、1死から秋山が内野安打で出塁。暴投で二塁に進むと、途中出場の堂林翔太内野手(32)が左翼越えの適時二塁打を放ち、先制に成功。少ない好機をものにし、勝負強さをアピールした。





