安仁屋宗八氏 カープOB会長退任 新会長は大野豊氏が就任 OB会の総会で承認
広島カープOB会長の安仁屋宗八氏(77)=デイリースポーツ評論家=が年内で退任し、来年1月から大野豊氏(66)が新会長に就任することが5日、明らかになった。4日に広島市内で行われたOB会総会で承認された。達川光男氏(66)、山崎隆造氏(63)、山内泰幸氏(48)が副会長に就任することも決まった。
会長職を8年間務めた安仁屋氏は「そろそろ若い人に譲る時期だと思っていた。在任中はチームが3度もリーグ優勝し、とてもいい思いをさせてもらった。次は大野新会長の下でぜひ日本一になってほしい。OB会も全力でバックアップしていきたい」と話した。今後は名誉会長としてチームを見守っていく。
また、総会では1月に死去した元投手でOB会副会長だった高橋里志氏、9月に死去した元外野手でスカウトも務めた平山智(フィーバー平山)氏、11月に死去した元監督の古葉竹識氏の冥福を祈って出席者全員で黙とうした。
◆広島OB会長に就任した大野豊氏「安仁屋前会長をはじめ、これまでの会長の方々の後任としての重責を感じています。来年は一体感のある強いカープが見られることを願い、OB会として陰ながら支えられればと思います」





