北別府氏 古葉氏を悼む 打たれても我慢して使い続け育てていただいた
広島や大洋で監督を務めた名将・古葉竹識氏が、12日に死去したことが分かった。1977年から先発ローテに入り、エースとして古葉政権を支えたデイリースポーツウェブ評論家・北別府学氏(64)が16日、本紙にコメントを寄せた。
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どこが悪いとか聞いていなかっただけに、驚きました。古葉さんとは私の病気のこともあって、しばらくお会いしていなかったんですが、本当に残念です。
古葉さんは私が若いころ、打たれても我慢して使い続け、育てていただいた。厳しい反面、温情があり、その後の私があるのも監督に恵まれたからだと思っています。
緻密な野球をチームに浸透させ、強いカープの土台を作ってくれた方。謹んでご冥福をお祈りします。