広島初回5連打5得点 誠也が先制適時打、メヒア防球ネット直撃3ラン

 「広島-阪神」(4日、マツダスタジアム)

 広島が初回に鈴木誠也外野手の適時打など5連打で5点を先制した。

 1死から菊池涼が中前打、バティスタが左前打で続き一、二塁。ここで鈴木が岩田の初球をはじき返すと、遊撃前でバウンドが高く跳ね左前へと転がる適時打となった。

 なお1死一、二塁となり、会沢は右中間への適時打をマーク。「後ろにつなぐ気持ちでいきました。コンパクトに打つことができました」。続くメヒアは2球目を豪快に振り抜き、左翼スタンド後方の防球ネットに跳ね返る3号3ランを放った。

 「打ったのはスライダー。甘く浮いてきたところを一振りで完璧に捉えることができました」

 チームは試合前まで相手先発・岩田に今季1勝1敗、防御率1・93だったが、いきなり強烈な先制パンチを食らわせた。

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