広島の松山竜平外野手(33)が21日、脳しんとう特例措置で出場選手登録を抹消された。20日のDeNA戦の八回1死の場面で代打登場し、平田が投じた146キロの直球が右側頭部を直撃。頭部死球で負傷退場し、直後に広島市内の病院で「脳しんとう、右側頭部打撲」と診断された。NPBが定めた、復帰プログラムをクリアすれば、10日間を経ず再登録できる。
松山はこの日、プログラムの初日で絶対安静が義務づけられ自宅で静養した。22日は第2段階に進み、朝の状態次第で、マツダスタジアムでウオーキングなど軽い有酸素運動を行うという。頭部死球だけにチームは細心の注意を払って復帰させる方針だ。