松山、レギュラー奪取へ秋季キャンプ志願 日本Sから休日わずか1日
広島の松山竜平外野手(31)が31日、主軸として来季のレギュラー獲りを誓った。「もう十分です」と日本シリーズ敗退後、1日だけ休んで再始動。「1年間スタメンを張れるようにしたい」と、筋力アップを重点に汗を流した。
「もう来年は始まっている」。練習後、オフ気分を出すことなく、決意に満ちた表情で語った。課題と収穫を手にした2016年。今季は103試合に出場し、3年ぶりに10本塁打に達した。だが、先発は58試合。「まだできる」と前を向く。
日本シリーズでは、6試合のうち5試合でスタメン出場。第1戦で大谷から本塁打を放ったが、計15打数3安打と苦しんだのも事実だ。飛距離アップを目指すとともに、41打点からの大幅アップが目標。1年間戦える体力作りに励んでいる。
「もっともっと、打点を取っていかないと。悔しい思いもしたので1年間、主軸を張れるように努力したい」
来年で32歳になるが、秋季キャンプにも志願参加する。「しっかりとバットが振れると思う。僕はその方がいい。まだベテランじゃないので」。覚悟を持ってオフを過ごす。来季のリーグ連覇に向けて、各選手のレベルアップは必須。定位置奪取へ一切の妥協はない。




