黒田、2度の失投を悔やむ「自分の責任です」

エリアンに2ランを許した黒田は悔しそうな表情でベンチに戻る(撮影・吉澤敬太)
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 「セCSファイナルS・第3戦、広島0-3DeNA」(14日、マツダスタジアム)

 広島の黒田博樹投手(41)は5回7安打3失点で黒星を喫した。

粘りながらの投球だったが、打線の援護もなく2度の失投を反省。「本塁打と五回の1点。あれが結果的に試合を分けたというか、そういう展開でしたね」と言葉を絞り出した。

 序盤から力強い投球を続けていたが、暗転したのは四回、2死走者なしからだった。倉本に追い込んでから中前打を許すと、続くエリアンとの対戦。追い込んでから4球目、内角を狙った141キロのツーシームが「安易にいきすぎた」と、少し内に甘く入った。ライナー性の打球は、そのまま右翼スタンドに到達。先制点を失った。 続く五回にも1死三塁のピンチを招く。続くロペスを三ゴロに斬ったが、筒香を四球後、梶谷に右前打を許して3点目を失った。

 「立ち上がりはそんなに悪くなかったし、ブルペンでも悪くなかったけど。こういう結果になったのでね。自分の責任です」

 日本シリーズ進出に王手をかけて臨んだ一戦。全勝突破できず悔やんだが、黒田は切り替えを強調した。「この後の登板はどうなるか分からないけど。またあした切り替えてね。まだ1つ負けただけ。また、みんなで1つになって戦って行く。相手もいる。1つ負けただけでみんなの気持ちは変わらない。またあした」と前を向いた。

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