九里、三回途中8失点の大炎上

2回、清田(右下)に勝ち越しの左越え2ランを打たれ、ぼう然とスタンドを見つめる九里
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 「交流戦、ロッテ-広島」(2日、QVCマリンフィールド)

 広島先発の九里亜蓮投手(24)が2回0/3を7安打8失点。今季5度目の先発で最短、最多失点降板となった。

 2点のリードで迎えた二回。1死からナバーロに四球を与えると、2死二、三塁から高浜に、左前適時打を浴びて同点。さらに清田に左翼越えの勝ち越し2ランを浴びた。いずれも決め球が甘く入った中での失点。

 続く三回には先頭の角中に四球。デスパイネ、井口の連打で1点を失うと、ナバーロにも四球を与えて降板。代わった戸田がたまった走者をかえし、この回4点を失った。同球場ではプロ初登板。ロッテ打線に力を出し切ることができず、68球で無念のKOとなった。

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