マエケン 争奪戦も「決まるまで不安」

 ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す広島・前田健太投手(27)が11日、緒方孝市監督(46)らと広島県東広島市内で開催されたゴルフコンペに参加。大リーグ全30球団との交渉がこの日から解禁されたが、待つ身の状況に不安な胸中であることを明かした。

 幕を開けた“マエケン争奪戦”。現地では前田に興味を示す球団の報道が飛び交っている。ただ本人は気が気ではない様子で、「決まるまでは不安のほうが大きい。楽しみではない」と吐露した。

 ポスティングシステムでの移籍は、入札されないと始まらない。それだけに「入札されるまでは、僕に選べる権利はない」とポツリ。今は代理人からの獲得に動く球団の情報を待つしかない。

 この日はゴルフを楽しんだ前田。緒方監督と顔を合わせたが「(別れの)あいさつはしていない。決まるまで何もない」と話した。交渉期間は来年1月9日午前7時(米東部時間8日午後5時)までの30日間。マエケンにとって長い1カ月が始まった。

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