「カープ芸人」広島で驚異の20%超え

 テレビ朝日系で19日夜に放送された「アメトーーク!」が広島地区で20・5%と深夜では驚異の視聴率を叩き出したことが20日、分かった。この日は3年ぶりに放送された「広島カープ芸人」の第2弾。占拠率は44・8%で、広島地区でテレビをつけていた人の2人に1人が同番組に見入っていたことになる。関東地区は10・3%、関西地区は6・3%。(数字はビデオリサーチ調べ)

 なお12年6月に放送された第1弾は、広島地区で21・1%、関東地区は13・0%だった。ネットやSNSの普及で、視聴率全体が低下している中、0・6ポイントの低下は、そのまま視聴率が落ちたことにはつながらない。改めて今季の広島での盛り上がりを証明した形だ。

 19日の放送では、チュートリアル・徳井義実、アンガールズ、ザ・ギースの尾関高文、バイきんぐ・西村瑞樹、カープネタが持ちネタのゴッホ向井ブルーといった、熱烈な鯉党芸人が出演。黒田博樹投手の8年ぶり広島復帰に沸く空前のカープ現象を独自の切り口で熱く語った。

 具体的には(1)3年前の放送では「最近10年間(02年~11年)安定のBクラス」と紹介していたが、「13、14年はAクラス」になったことで、鉄板の自虐ネタが使えなくなった (2)マツダスタジアムの年間指定席8千席が今年は完売となった (3)広島市内の小学校でカープについて考える授業を行っている--など、3年間での変化も含めて伝えた。

 また、この3年で流行語となった「カープ女子」についての苦言も。「神3」と呼ばれる3人の女性ファンが注目を集め、マスコミに取り上げられている現象に「自分がかわいいから取り上げられてる、と勘違いしてそうでこわい。カープがあるから取材受けてんのに、自分の力で出てる…みたいな」(アンガールズ・山根良顕)などと、空前のブームに警鐘を鳴らす場面もあった。

 また、徳井が2月21日に広島の沖縄キャンプを訪問し、黒田と感激の対面を果たした様子なども放送された。

 瞬間最高は24・2%で、石原捕手がボールを拾ったフリで砂を投げた“頭脳プレー”について、徳井が熱く解説している場面だった。

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