日本ハム・万波「走者がたまったところで長打で3人かえせるのが理想」理想の3番へ 目標はOPS・900

 リーグ2位と好調の日本ハム。開幕から3番に座る万波中正外野手(24)は打率・263、3本塁打、10打点でチーム3冠王の数字を残してチームを支えている。だが、「走者がたまったところで長打で3人かえせるとか、そういう打撃ができるのが理想」と自分自身に注文を付けた。

 25日の楽天戦。12安打しながら1点しか奪えず、連勝は5で止まった。万波は「僕あたりが1本でも長打を打てていれば違った感じがしたのかなと。ホームに近づけるよう、理想は本塁打ですけど、ツーベースはどれだけ打てるかが大事」と振り返った。

 明確に掲げる目標がある。「OPS(出塁率と長打率を足し合わせた値)をどれだけ高くできるか。難しいですけど・900という大きい数字が1番高い目標。自分の中でのイメージは出塁率3割5分の長打率5割5分」と言う。

 20試合を終えて出塁率は3割5分6厘と思惑通り。リーグ5位の11四球が大きく貢献している。「3番で打席も多い。四球の意識は結構ある中で、目標に近いペース。目標は72個。2試合に1個のペースですね」と話す。

 そして長打率は4割2分1厘。ここは目標から離れている。「あとは長打ですね。今はゴロが多いので、どれだけ角度つけられるか。練習はリスクを取りながら、少し高い打球を意識しているので。そういうのが徐々に結果として結びついてくれば理想かなと」と明かした。

 「もう1段階、2段階上に行くためにも長打率と出塁率のところは昨季シーズン終わった段階で1番伸ばしていきたいところだと思っていた」。四球でつなぎ、長打でかえす。万波が思い描く3番打者像に達した時、チームはさらに強くなる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス