巨人・菅野、納得最終リハ 29日広島との開幕戦へ「覚悟持って」
「オープン戦、巨人5-8ロッテ」(23日、東京ドーム)
自身の仕上がりに、納得の表情を浮かべた。巨人・菅野が3回1失点で開幕前の最終登板を終えた。二回こそ新外国人のバルガスに看板直撃の一発を浴びたが「同じボールを次は投げない」と淡々と流し「やってきたことを確認できた。1点は取られたけど、いい調整ができた」とうなずいた。
相手のドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)とは2度の対戦。第1打席は内角直球で詰まらせての二ゴロ。第2打席ではカウント2-2からカーブで見逃し三振に仕留めた。「雰囲気を感じる。いい打者だと思います」と評したエース。未来を担うスター候補生に、しっかりと貫禄も示した。
次回登板は中5日で29日の広島との開幕戦。「ワクワク感は強くなっている。王者・広島にしっかり覚悟を持って臨みたい」と力を込め、指揮官も「まあスタンバイOKということでしょうね」とうなずいた。昨季、CSも含め2勝12敗1分けと大きく負け越したマツダスタジアムから始まる2019年。鬼門打破へ、最後の調整に入る。