オリックスが台湾の三冠王・王柏融を調査 4月にスカウトを派遣

 オリックスが昨季の台湾の三冠王で“大王”のニックネームを持つラミゴ・王柏融(ワン・ボーロン)外野手(24)の獲得調査に向けて、4月に台湾へスカウトを派遣することが2日、明らかになった。

 王柏融が所属するラミゴは2月28日、3月1日に札幌ドームで日本ハムと練習試合を行った。王柏融も出場し、7打数2安打だったが、ここにスカウトは派遣していない。球団関係者は「公式戦を見たい。打撃が優れているのはもちろんだけれど、足もあるし、若さも魅力。球団に育てるくらいの余裕があれば、面白い」と話した。

 王柏融はプロ2年目の2016年にリーグ新記録となるシーズン200安打、打率・414を記録。昨季は打率・407、31本塁打、101打点で三冠王に輝いた。さらに2年間で40盗塁と俊足ぶりも光る。本人が将来の海外進出を希望していることもあり、日米で注目を集める大砲だ。

 オリックスではロメロ、マレーロの両外国人がおり、外国人枠の問題は残る。だが、獲得が成功すれば吉田正との同級生クリーンアップも結成可能となる。今オフ解禁とみられる争奪戦に向けて調査を続ける。

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