日本ハム、代打・松本で逆転!栗山監督「甲子園にきてテンション上がってた」

 「交流戦、阪神2-4日本ハム」(2日、甲子園球場)

 日本ハム・松本がプロ入り後、初めて甲子園で決勝打を放ち、大仕事をやってのけた。九回、中島のスクイズで同点とし、なおも1死二、三塁。代打で登場し、ドリスのフォークを引っ張ると打球は三塁線を破り2者が生還すると、塁上で笑顔がはじけた。

 「なんとか食らいついていく気持ちでした」。帝京高3年夏に出場して以来の甲子園。当時は九回に逆転され2回戦敗退。勝負の厳しさを味わった男が、九回に値千金の一打。「ああいう場面で使ってもらって結果を残せてうれしい」と興奮気味に振り返った。

 5月31日・DeNA戦、斎藤佑が3連敗を止めてから3連勝。「甲子園にきてテンションが上がってたよ。必死にやることで流れを変えられた」と栗山監督。聖地での価値ある逆転勝ちを手放しで喜んだ。

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