日本ハム・大谷翔平投手（２２）が２８日、千葉・鎌ケ谷の２軍施設での自主トレ後、年末年始は岩手に帰省せず東京近郊で自主トレに励むプランを明かした。

　３月に控えるＷＢＣ本戦に向け、優先すべきは練習だ。「岩手には帰りません。こっち（東京近郊）でやります。（岩手には）練習する環境もないですし、都内ならジムがある。親戚もこっちにもいるので、会えるならこっちでも一緒かなと思って。犬には会えないですけど」。実家にいる愛犬のゴールデンレトリバー・エース君と離ればなれの辛さはあるが、横浜市内の母方の実家に親戚が集まることもあり居座ることに決めた。

　３０日は母校・花巻東の集まりで岩手へ日帰り、大みそかは紅白の審査員と多忙を極めるが「キャンプに向けてしっかり作っていかないといけない」。正月は都内のジムでウエートトレや素振りなどを行う予定。侍の中心選手は時間を有効に使い、例年より早く体を仕上げる。