海外フリーエージェント(FA)権を行使してプロ野球・西武に残留した栗山巧外野手が2日、西武プリンスドームで契約更改交渉を行い、1千万円減の年俸1億9千万円プラス出来高払いでサインした。「(FA宣言しての残留は)これからも西武のユニホームを着てプレーするという最高の意思表示かなと思った」と西武で選手生活を全うする意向を示した。
15年目の今季は135試合で打率2割7分9厘。通算1500安打を達成し、初出場したオールスター戦の初打席で本塁打を放った。「数字以上のインパクトを残せたと思うけど、全体的な数字を見たらやはり物足りない」と話した。(金額は推定)