日本ハム・大谷翔平投手（２２）が５日、侍ジャパン強化試合の代表合宿に合流。来年のＷＢＣでの二刀流選出へ意欲を示した。

　来年の本戦へつなげたい。１０日からの強化試合は、４試合ともガンガン打って“打者大谷”をアピールする。「強化試合では『バッティングもなおさら必要』と言われるように頑張りたい」と力を込めた。

　昨年のプレミア１２は投手に専念。二刀流で出場したいという思いは強く持っている。だが、代表クラスにはＤｅＮＡ・筒香、ソフトバンク・柳田、西武・秋山ら左の強打者がおり、簡単に打者出場できるとは考えていない。「ベンチ枠が限られるので、なんとか食い込んでいけるように」

　日本ハムでは今季、３番での出場が多く「中田さんの前で、チャンスを広げる役割をしてきた。（侍でも）チャンスを広げられるように」。侍野手デビュー戦でもシーズン同様の打撃を披露し、首脳陣の期待に応える。