DeNA池田代表取締役社長が退任 「役割は終わった。無職になります」

 DeNAは16日、取締役会を行い、同日付で池田純代表取締役社長(40)の退任と、岡村信悟氏(46)の就任、また、三原一晃専務取締役(48)が球団代表に就任することを決めた。横浜市内の球団事務所で南場智子オーナー(54)と池田氏が取材に応じた。

 岡村氏は総務省出身。今年4月にディー・エヌ・エーに入社。同社のスポーツ事業部長、横浜スタジアム社長などを兼務した。当面の目標は東京五輪までの、横浜スタジアムの座席数増などの改修。同オーナーは「市や国と相談しながら、無理のない範囲で拡大したい。岡村を中心に始まっている」と説明した。

 DeNA初年度から社長を務めた池田氏は1月に横浜スタジアムの買収に成功するなど手腕を発揮。「再建と再生を目標にやってきた。役割は終わった。今後は一回無職になります」と話した。

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