ソフトバンクの“CS男”内川2打点&猛打賞!緊張の千賀を援護

 「パCSファーストS・第1戦、ソフトバンク4-3ロッテ」(8日、ヤフオクドーム)

 初回の右越え適時二塁打に、三回の同点弾、八回は勝ち越し口火の中前打。ソフトバンク4番の内川聖一外野手がCSでは昨年のファイナルS初戦に続く猛打賞で、劣勢をはね返した。

 「先頭打者ホームランとか、デスパイネのホームランとか。予想してはいないんでね」。初回、CS初先発の千賀の様子がおかしい。「おまえ、大丈夫か」と笑いかけると「やべえっす」。あえて「なかなか打者1人で1点取られんぞ。おまえ、やるな」と畳み掛け、緊張をほぐした。

 これでCS通算打率は・387。昨年はMVPに輝いたCS中、守備で左肋骨を折り日本シリーズを欠場した。「日本一を迎える瞬間にいられなかった。いいときも悪いときも、グラウンドの中で迎えたい」。チームと添い遂げる今季の終わりはまだ先だ。

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