プロ野球中日の来季監督に、森繁和監督代行(61)が就任することが29日、分かった。球団関係者が明らかにした。長年コーチを務めた指導実績や、監督代行として若手選手を積極起用する采配などが評価され、内部昇格を決めたとみられる。
中日は成績不振で8月に就任3年目の谷繁元信監督が事実上解任となる休養を発表。その後は森ヘッドコーチが監督代行を務めていた。チームは今季、19年ぶりの最下位で、2リーグ制以降では球団初となる4年連続のBクラス(4位以下)と低迷している。
森氏は駒大、住友金属を経て、1979年に西武入団。主にリリーフ投手として活躍、88年に現役引退した。