巨人大竹7回1失点で6勝目!古巣・広島優勝決定阻止の気迫投

ファンの声援に手を振る巨人・大竹寛=神宮(撮影・棚橋慶太)
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 「ヤクルト2-5巨人」(9日、神宮球場)

 巨人・大竹寛投手(33)がこの日セ・リーグ唯一の試合で、7回4安打1失点と好投し、古巣・広島の優勝決定を阻止した。優勝マジック「1」としている広島の優勝は10日以降に持ち越しになった。

 初回から制球良く、低めに球を集めた。4点リードの三回に1死満塁のピンチを迎えたが、続くバレンティンを外角低めのスライダーで投ゴロ併殺打。四回以降は六回にバレンティンの被弾以外無安打投球を続けた。

 前回先発した今月3日・中日戦は3回1/3を4失点。前々回の8月27日・DeNA戦は4回1/3を6失点。連続KOされていたが、この日は好投し「前の2試合はふがいなかった。今日は何としても勝ちたいと思ってマウンドに上がりました。勝ちにつながったのは良かった」と語った。

 巨人は10日から東京ドームで広島と2連戦を行う。負ければその瞬間に広島の25年ぶり7度目のリーグ優勝が決まる。本拠地で、その屈辱を許すわけにはいかない。

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