玉野光南が決勝進出、倉敷商を完封で下す

 「高校野球岡山大会・準決勝、玉野光南5-0倉敷商」(24日、倉敷マスカットスタジアム)

 玉野光南が倉敷商を完封で下し、3年ぶり7度目の決勝進出を果たした。七回からリリーフ登板した191センチ右腕の浜口祐真投手(3年)が3回を無失点に抑える好投を見せた。

 130キロ台中盤の直球を丁寧に低めへ集めた浜口。「調子が良かったんで三振を狙いに行ってしまいました」といきなり連続四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、落ち着いて後続を打ち取った。

 チームは継投で勝ち進んできており「明日の決勝へ、コンディションは万全です」と力を込めた浜口。相手はドラフト上位候補の高田萌生投手(3年)を擁する創志学園。「高田君なので、打線はあまり得点できないかもしれない。打線が取ってくれた点数を投手陣でしっかり守り抜きたい。目標?無失点です」と笑顔で語っていた。

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