楽天から義援金「今度は自分たちが…」

 楽天の選手会長・銀次内野手(28)が16日、地震が発生した熊本県の被災地に、義援金を送ることを明らかにした。5年前の東日本大震災では被災地の立場で、全国から温かい支援を受けた。「前回は自分たちが支えてもらった。今度は自分たちが助けたい」と最大限のサポートを行う。

 16日未明に起きた本震。福岡市内のチーム宿舎でも強い揺れがあり、不安と恐怖に襲われた。「廊下は大騒ぎだった。みんな眠れなかったと思う」と銀次。だが、テレビのニュースで現地の様子を目の当たりにしては「余震がひどくて心配です」と、何より被災地を思いやった。

 他人事には到底思えない。震災を経験した東北に本拠地を置くチームとして、対応は素早かった。銀次は「みんな、ひとつになって何かやろうぜ、という話になりました」と、自然の流れで、選手会と球団で被災地を援助することを即決した。

 この日はソフトバンク戦が中止となり、ヤフオクドームで練習。銀次は「自分らは何ができるのか考えていきたい」と神妙に受け止めていた。

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