オリ福本臨時コーチ盗塁倍増へ宮崎入り
OBで野球評論家の福本豊氏(68)が15日、オリックスの臨時コーチを務めるため、キャンプ地の宮崎市に入った。
第2クールで臨時コーチを務めた山田久志氏(67)同様、昨年暮れの阪急OB会で福良淳一監督(55)が要請して実現したもので、福本氏は第4クールの18日まで滞在する。
福良監督は「駿太や小田ら、左で足のある選手を特に教えてほしい」と話し、続けて「フクさん(福本氏)には、走、攻、守すべてを教えてもらいたい。絶対、勉強になるから選手は何かをつかんでほしいね」と大きな期待を寄せた。
これに対して福本氏は「大丈夫やろか。怖いわ~」と冗談めかしつつも、「足のある若い選手は結構いる。僕も1日3度盗塁死したことある。怖かったけど、次やり返す意識。常に次の塁を狙う意識。そういったことを話したい」と意気込んだ。「足の速い選手は50個くらいは狙える」と、チーム盗塁数昨季88個からの倍増計画に着手する。