オリ吉田姓4人目で背中は「RYO」

 オリックスは28日、ドラフト5位・吉田凌投手(18)=東海大相模=と兵庫県西宮内のホテルで仮契約を結び、ユニホームの背中に入れる名前を「RYO」にすると発表した。契約金3500万円、年俸500万円。背番号66。

 今夏甲子園優勝の立役者に、期待も大きい。加藤康幸編成部長(49)は「完成度の高い投手。3年後には主戦級」と評価した。ドラフト6位・佐藤世那投手(18)=仙台育英=も背中に「SENA」と入れる計画があり、甲子園優勝・準優勝コンビをファーストネームで売り出す予定だ。

 現在、チームの吉田姓は投手の一将、2年目外野手の雄人がいる。さらにドラフト1位は吉田正尚外野手(青学大)。吉田姓が4人になる都合もあり、背中のネームに変化をつける計画が浮上した。

 吉田は「凌と呼ばれるのは小学生以来。新鮮です」とはにかんだ。目標の投手は、阪神復帰が決まった藤川。「ホップするような真っすぐを投げたい」と意気込みを表した。

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