G由伸監督“高木フォーク”進化に期待
「巨人秋季キャンプ」(15日、宮崎)
高橋由伸監督(40)が、来季2年目を迎える高木勇人投手(26)のフォークボールに熱視線を送った。ブルペンに足を運ぶと、打席の横やネットを挟み真後ろに立ち、軌道をチェック。「打者目線ではなかったけど、よく見えました」とうなずいた。
高木勇の武器といえば原前監督が「高木ボール」と名付けた、120キロ台中盤のカットボール。ただ、この日は「バッターが嫌がるフォークを目指している」と全116球のうち約半分をフォークボールに費やした。
「もともとはフォークピッチャー。原点に戻ってやりたい」と高木勇。今季は9勝10敗。来季以降の飛躍へ“高木フォーク”の進化は不可欠で、指揮官も「みんな課題を持って取り組んでいる」と、頼もしげだった。