ヤクルト石山、甲子園連敗6で止めた!

 「阪神1-4ヤクルト」(1日、甲子園)

 帰って来た男の粘投で今季6戦6敗だった甲子園で初勝利を挙げた。5月31日以来の先発だったヤクルト・石山が7回1失点に抑え、自己最多の4勝目。チームの連敗を2で止めた。

 「チャンスをつかもうと全力で行った」と、五回まで毎回走者を出しながら、三回のゴメスの適時打による1失点でしのいだ。4点の援護を得て、「点差があったので力感を抜いて投げてみようと思った」という投球がはまった。六、七回を三者凡退に抑えた。

 「スピードもキレもあった。前とは違う実感がある。これを続けていかないといけない」と手応えを感じた右腕。登板過多の救援が逆転を許す試合が続いたこともあり、真中監督は「中継ぎが苦しい状況だったが、石山はよく投げてくれた」と喜んだ。

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