糸井抹消で球宴辞退…オリックス故障禍

 オリックスがまた故障禍に見舞われた。糸井嘉男外野手(33)が4日、右肘と右足首のケガで出場選手登録を抹消された。オリックス移籍後の抹消は初めて。3日に神戸市内の病院で「右肘内側側副じん帯損傷」と「右腓骨筋腱損傷」と診断され、復帰まで3~4週間かかる見込み。ファン投票で選出されている17、18日のマツダオールスターゲームも辞退する方向だ。

 右肘は骨片がじん帯に当たっている状態で、以前から痛みがあったという。右足首は今季に入ってから痛めていた。昨年は初の首位打者に輝いた糸井だが、今季は3日まで打率・229、6盗塁と不振が続いていた。

 また、2日の日本ハム戦(札幌ドーム)で右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折したドラフト7位・西野真弘内野手(24)=JR東日本=は復帰まで2カ月、右脇腹痛の塚原頌平投手(22)は「右第12肋軟骨損傷」で復帰まで1カ月の見込み、と診断された。ともに3日に神戸市内の病院で診察を受け、この日出場選手登録を抹消された。

 6月28日のロッテ戦では小谷野栄一内野手が右手首に死球を受け、骨折。福良淳一監督代行(55)は「(抹消は)痛い。仕方ない。いる人間で頑張らないと」と嘆いた。

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