ロッテ・チェン台湾で生中継も無念KO

 「ロッテ3-9西武」(8日、QVC)

 せっかく巡ってきたチャンスも、自ら試合を壊した。ロッテの台湾出身左腕・チェンは、二回持たずに降板。約1カ月ぶりのマウンドも「全然ダメでした」とうなだれた。

 初回に四球と3連打で3失点。それでも味方の援護で振り出しに戻ったが、二回先頭の金子に四球を与え、自らの暴投で自滅。「攻めきれなかった」。開幕ローテをつかみながら、デスパイネの来日により外国人枠の関係で登録を抹消された。その後2軍戦で好投を続けた左腕。イ・デウンが再調整となったため登板機会が訪れたが結果を残せなかった。

 この日はチェンの先発を受け、FOX台湾で急きょ試合終了まで生中継を行った。しかし序盤でKOされ、故郷に勇姿を披露できなかった。9日に登録抹消され、次回はイ・デウンが再昇格する見込みだ。

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