日本ハム中田が今季初2発&5打点

 「日本ハム8-2ロッテ」(15日、札幌ド)

 どちらも日本ハム・中田らしい本塁打だった。今季初1試合2アーチで5打点。お立ち台に上がるとファンの前で自画自賛した。「僕らしい、豪快なホームランでした。2本目も完璧でした」と胸を張った。

 ショー(翔)タイムの始まりは三回だ。大谷の2点適時打後の2死二、三塁。内角高めの直球にクルッと回転。捉えた打球は弾丸ライナーで左翼へ突き刺さった。

 さらに七回2死一塁から金森のカーブをフルスイング。今度は大きな放物線を描き左翼席へ。本塁打の打球のすごさを見てもらうため、今季から左翼ポール際に「中田フルスイングシート」を設置したが、迫力満点の打球でファンを喜ばせた。

 ロッテ2連戦前、金髪モヒカンに刈り込んだ。こわもての主砲は2年目の岡や、新外国人のハーミッダに打撃のアドバイスを送る。今年は野手の若きリーダーとして、打線を引っ張る。大谷も「勝負強さがあるし、日本で一番のバッターだと思います」と尊敬の念を抱く。まさに頼れる4番像を体現している。

 リーグトップの6本塁打、同2位の15打点と当たってきた中田。「何本とか、何打点とか邪魔な情報は考えない」。首位チームを引っ張る4番は目の前の打席に集中して結果を出す。

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