楽天・塩見貴洋投手（２６）が３０日、コボスタ宮城で調整し、本拠地開幕戦となる３１日・西武戦の必勝を誓った。開幕３連勝で乗り込んでくる獅子に対して、「いい打者が多いが、しっかり低めに投げれば長打はない」と力を込めた。

　警戒するのは八戸大の同級生、１番・秋山だ。「３連戦を見ても、いいところで打ってる（打率・４１７）。しっかり１アウトを取って落ち着きたい」。昨季は９打数４安打と打ち込まれただけに、最初の対戦で主導権を握るつもりだ。

　１軍本隊が札幌に移動した２５日。本拠地に残ってナイター練習を敢行し、仙台の寒さに体をなじませた。「あの寒さで投げられたんだから、大丈夫。寂しかったですけど」と笑った。地の利を生かし、西武の勢いを止める。