楽天セーフティースクイズ猛特訓

 「楽天紅白戦、紅組1-0白組」(4日、倉敷)

 楽天が4日、紅白戦終了後に約30分間にわたりセーフティースクイズの特訓を行った。大久保博元監督(48)は「代打を送れない打者が、相性の悪い投手と当たった際にできるように」と説明し「初回からでもあるよ」と不敵な笑みを浮かべた。

 対外試合では最近4試合で3得点。この日の紅白戦でも、紅組が二回無死二、三塁で無得点、白組は無安打に終わるなど、得点力不足は深刻だ。「今は投手の方が仕上がりが早いから」としたが、新たな得点パターンの確立を急ぐ。

 練習の途中「同級生だからね」と、取材に訪れていた野球評論家の笘篠賢治氏をグラウンドに呼び、走者に対しスタートの指導を要請。本塁奪取へ、なりふり構わぬ姿勢を打ち出していた。

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