竜「本物のFA選手」金子に3年10億円

 市場に出るとなれば指をくわえて見過ごすわけにはいかない。中日は調査を続けてきたオリックス・金子のFA獲得に本腰を入れる。11日、金子のFA宣言を伝え聞いた谷繁兼任監督は「本物のFA選手」と、独特の言い回しで超一流の投手を表現。現場から獲得を球団に要望するかを問われると「もちろん」と即答した。

 当然FA宣言したことで他球団との争奪戦は必至だが、勝算がないわけではない。金子は、吉見の先輩で社会人時代にトヨタに在籍。名古屋に縁がある。 その一方、金子争奪戦のマネーゲームに参戦する気はない。FA市場に出ることで破格条件を提示する球団が出てくるのは必至だが、あくまで中日は3年契約の推定10億円が基本線。当初は金子がメジャー移籍か残留が既定路線と見られていただけに、FA交渉解禁日の13日まで精査していくことになる。

 西山球団代表は、FA交渉に関して「うちの場合は公に、いつにやりますと(報道陣に)お伝えすることはありません」と明言。あくまで水面下でFA交渉を進めていく方針だ。

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