日本ハム宮西FA期限11日まで熟考

 今季、国内FA権を取得した日本ハム・宮西尚生投手(29)が1日、FA申請期限である11日まで熟考を重ね、結論を出す意向を明かした。

 10月31日の申請期間スタートから2日が過ぎたが、「いろいろ考えることがある。選手の誰もがFA権を取れるわけでもないし、悩みたくても悩めない人もいる。目いっぱい悩もうと思う」と、結論が申請期限ギリギリになる可能性を示唆した。

 シーズン終了後に球団と話し合いが行われ、残留要請を受けた。2年以上の複数年契約を提示されたとみられるが、結論は出さなかった。球団への愛着もあるが、他球団の評価を聞いてみたいという思いもあり、そのはざまで気持ちが揺れている。

 宮西は入団1年目から左のセットアッパーとして、7年連続50試合以上に登板。阪神など複数球団がその動向を見守っており、FA権行使となれば、争奪戦は必至だ。「お世話になった人にも相談したい」。申請期限までの残り10日間、悩み抜くつもりだ。

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