中畑De神がかり逆転!G戦連続勝ち越し

 「DeNA5‐3巨人」(31日、横浜)

 DeNA・中畑監督のガッツポーズが、何度も飛び出した。ベンチが8月の最後の1日を締めくくる、夏祭り状態になった。「まともな当たりなんか、1つもなかった。気持ちが乗り移ったな」と興奮気味に振り返ったのは、七回の逆転劇だ。

 1死から下園が江柄子のグラブをはじく内野安打。続く桑原が頭部死球。危険球退場で代わった香月から、代打後藤が三塁ベースに当たる同点二塁打。そして代打松本。「打った瞬間“やべぇ”と思いました」という一打は、高いバウンドで前進守備の頭を越える決勝2点適時打だ。

 ミラクル逆転劇。「神がかっていたな。ウチが今までやられていたパターン。桑マン(桑原)のために、と気持ちが一つになった。勝利の女神がほほえんでくれた」。指揮官は早口で振り返った。

 巨人戦は2カード連続勝ち越し。直近5カード中4カードが勝ち越しで、負け越しはない。「オレが一番感じていた苦手意識を取っ払うことができた」。過去2年間で9勝35敗4分けの相手に、これで9勝7敗。もう2年分の勝ち星をあげた。

 手応えはある。強力クリーンアップに、整備された投手陣。「チーム防御率、3点台になったぞ。今までは青天井だったけどな」とニヤリ。「この後は阪神、広島戦。そこをどう戦うかだ」。逆転CS進出を占う6戦に臨む。

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