DeNA梶谷復活V打!キヨシ「まだ」
「オープン戦、中日0‐2DeNA」(1日、ナゴド)
沈黙を破る一打で、明るい兆しが見えた。八回、1死三塁からDeNAの梶谷が一塁線を破る決勝二塁打を放った。「多少不安はありますが、1本出てほっとしました」と笑顔を見せた。
ここまで実戦で18打数4安打、打率・222と低迷していた。好調時の安打を放った映像を編集した「ヒット集」を何度も見た。進藤打撃コーチから「足と手のタイミングが合っていない。忙しくなっている」と指摘された。「タイミングを早めに、長めに取るようにした。見え方も楽になりましたね」と効果はテキメンだった。
昨季は8月以降だけで16本塁打。中畑監督が「まだ本来のバッティングじゃない」と言うのも、期待が大きいから。梶谷も「少しずつよくなっています」と開幕に照準を合わせた。