井端“大減俸”も覚悟…言い訳せず

 右足首と右肘の手術を受けた中日・井端弘和内野手(38)が18日、ナゴヤ球場で本格的なリハビリをスタートさせた。今オフにはさらに視力矯正手術も行い、全身を万全の状態にして来春キャンプに備える予定。今季は打率・236、1本塁打、18打点という不本意な成績に終わり、オフの大減俸も覚悟の上だ。

 今季はWBCで日本代表の救世主となり、そのまま開幕に突入。ただフタをあけると、シーズン序盤は調子が上がらず、試行錯誤を続けるうちに蓄積疲労から、右足首が悲鳴を上げた。

 故障に泣かされたとはいえ、言い訳するつもりは毛頭ない。「ボクから、どうこう言えるものなどない。当然、覚悟はしている」。契約更改の席では、減額制限40%ダウンの提示でも甘んじて受け入れるつもりだ。

 「右足首の状態はいい。やれる手応えもあるし、やらなきゃいけない」。井端が背水の陣で、来季へ臨む。

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