落合GM、中田賢“FA宣言残留”OK
中日・落合博満GM(59)が16日、今季FA権を取得した中田賢一投手(31)に対し、宣言残留を認める方針を明かした。
「(FA宣言)したからって、帰ってくるなとかはない。そんな頭は固くないよ。ウチも条件提示するわけだから、全部見比べて、ここが一番と思えば、戻ってくればいい」
「FA宣言=移籍」ととらえ、広島を筆頭に宣言残留を認めていない球団もあるが、落合GMは仮に中田賢がFA宣言したケースでも扉はそのまま開けて待つ。他球団と交渉に臨むことになっても、残留の道を閉ざすことなく、粘り強く交渉していく構えだ。
「よそのことは知らないし、今までのドラゴンズのことも知らない。オレがやる間はそういう縛りはありません」と語気を強めた落合GM。この日は名古屋市内の球団事務所を訪れ、自らの契約内容に関して佐々木球団社長と細部を煮詰めた。白井オーナーの承認を得て正式契約の運びとなるが、GMとしての動きは活発そのものだ。