竜ルナ抹消で球宴後10試合出場できず

 中日のエクトル・ルナ内野手(33)が16日、左膝痛のため、出場選手登録を抹消された。選手間投票で選出されていたオールスター戦(球宴)の辞退も球団を通じ、日本野球機構に申し入れた。規定により球宴明けの10試合に出場できず、復帰は最短でも8月4日のDeNA戦(横浜)。巻き返しを目指す守道竜にとっては痛すぎる主砲の離脱だ。

 守道竜に衝撃が走った。両リーグトップの打率・369を誇る主砲が3週間近く戦列を離れることになった。「治療しながら、試合に出続けようと思ったけど、状態が上がってこない。治療に専念して、早く治した方がいい」とルナ。この日午前、広島市内の宿舎を離れ、名古屋に向かった。

 6日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)で違和感を訴えて途中交代。7日から欠場した。10日に名古屋市内の病院で診断された結果は腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)炎。当初は軽症とみられ、15日の広島戦(マツダ)でのスタメン復帰を目指していたが、試合前に痛みが再発。練習を途中で取りやめ、欠場を余儀なくされた。試合後、首脳陣やトレーナー陣と話し合い、抹消が決まった。

 高木監督は「オレは(球宴へ)行けと言うたんだけど、本人の判断。(来日する)前にも痛めていたらしい。膝だから無理して、というのもあるんだろう」と説明した。主砲の長期離脱という大ピンチ。チーム一丸で乗り越えていくしかない。

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