阪神 中野&木浪が鮮やか併殺プレー 二塁・中野がバックハンドの華麗なグラブトス 木浪も一塁へ鋭い送球 東京ドームが大きな拍手
「巨人-阪神」(5日、東京ドーム)
阪神の木浪聖也内野手、中野拓夢内野手が三回に鮮やかな併殺プレーを見せた。
1死一塁で丸が放った打球は二遊間へ高いバウンドのゴロとなった。これを中野がバックハンドで捕球すると、そのまま二塁ベースカバーに入った木浪へポンとトス。二塁をアウトにすると、ボールを受けた木浪が一塁へ鋭いボールを送り、打者走者の丸もアウトにして見せた。
東京ドームは大きな拍手に包まれ、才木も手をたたいて2人のプレーをたたえた。昨季、ゴールデングラブ賞を獲得したコンビ。今春のキャンプでもコンビネーションに磨きをかけていた。
岡田監督が就任後、ポジションの固定をかかげてセンターラインを強化してきた。昨季、38年ぶりの日本一への立役者にもなった中野&木浪。こどもの日に野球少年少女の心が躍るようなプレーを見せた。